経済性について
- Q5.
- 税金の無駄づかいにならないの?
- A.
北海道新幹線の札幌延伸にともなう、実質的な地方負担額は約1,980億円であり、これに起債分の利息などを加えると、建設から30年間の地方負担額累計は約2,480億円と見込まれます。これ対して、新幹線札幌延伸によって増加する地方の税収額は、30年間累計で約2,810億円におよぶと考えられます。
したがって新幹線札幌延伸の事業収支は約330億円の黒字となり、税金が無駄となることはありません。
加えて開業後の北海道への経済効果が、毎年約1,400億円におよぶことを考えれば、約1年半で投資に見合った効果が得られることになり、北海道新幹線の事業採算性は非常に高いといえます。